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年明けの1月7日は『七日正月』,『七日節句』とも呼ばれ、その日の朝になると七草がゆを作って食べる風習があります!
この風習の由来は、元々は中国の風習だったそうです。『七日正月』と言って中国ではお正月の7日後が1つの節目になっているので、七種類の野菜を汁物で食べて邪気を祓えると考え七草粥を食べていたみたいです!
昔の日本では七草とは、米,麦,稗(ひえ),粟(あわ)などの穀物の事で、これらを使ったおかゆを食べてその年の五穀豊穣を祈っていたのですが、時間が経つにつれ穀物が七種の野草や野菜に変化していったようです。
現在の日本で1月7日に七草粥を食べる風習には、その年の万病を避けられ元気に過ごせるという意味が込められています。
【七草】
◎セリ
中国では精のつく食べ物として知られ、日本の古い植物図鑑にも、刺激が強すぎるため多食を禁めた文献があります。
カロテンやビタミンB2が特に多く、カルシウム、貧血に有効な鉄分、ビタミンC、便秘解消に役立つ食物繊維が豊富に含まれています。ケルセチンなどのフラボノイドを含み、香りの精油成分には消化促進、また民間療法では発汗、保温作用があると考えられていました。
(食べ方)
葉はお味噌汁の実やおひたし、和え物など、すき焼きに入れてもおいしい。根は炒めものに。
◎ナズナ(別名:ペンペン草)
たんぱく質やカロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、鉄、マンガンが含まれています。またアブラナ科なのでアリルイソチオシアネートや、様々なフラボノイドなども含みます。
(食べ方)
テンプラ、ごはんに混ぜてナズナ飯、和え物、おひたし、酢の物など。
◎ゴギョウ(別名:母子草 ハハコグサ)
たんぱく質やミネラルが豊富で、ルテオリン、ケルセチンなどが含まれています。民間療法では扁桃炎や胃炎をしずめる作用があると考えられていました。
(食べ方)
ヨモギの代わりにおもちにつき入れ草餅に、雑炊、テンプラ、和え物に。
◎ハコベ
ハコベはヒヨコやウサギのえさに利用され、ニワトリグサとも呼ばれます。たんぱく質に富み、カルシウムや鉄などのミネラルも多く含み、整腸作用があります。また生葉の葉緑素は、口臭予防にすぐれ、古くは歯磨き粉として利用されていました。
(食べ方)
アクやクセがありません。味噌汁の具、和え物、炒め物、おひたしなどに。
◎ホトケノザ(別名:コオニタビラコ)
シソ科のホトケノザが多く見られますが、実はキク科のホトケノザが七草に使われます。様々な文献を見ましたが、なかなかコオニタビラコの栄養成分や機能性の記述はありません。
(食べ方)
お浸しや炒め物、味噌汁の具、お味噌汁、テンプラ、和えものなどに。
◎スズナ(かぶらの別名)
根には消化酵素のジアスターゼが多く含まれ、食物繊維も豊富。葉はカロテン、ビタミンなどのビタミン、カルシウム、鉄分等のミネラルを多く含みます。
(食べ方)
漬け物、煮物に。
◎スズシロ(だいこんの別名)
葉にはビタミンC、カロテン、ビタミンB1、B2、リン、鉄分、根にはでんぷん分解酵素のジアスターゼ、たんぱく質分解酵素アミラーゼ、エステラーゼなどを含みます。食物繊維も含みます。
(食べ方)
大根おろし、煮物、漬け物、葉は油炒めなどに。
【七草粥の作り方】
①七草をゆでる前にご飯の準備
鍋に米と水を入れて(水は大体お米の5倍以上)強火にする。沸騰したら弱火にしてことこと煮込み好みの柔らかさになるまで待つ。30~60分くらい。※ふたをすると吹きこぼれるのでふたは外すかずらした状態に。
②七草の準備
七草を水洗いした後、軽くサッとお湯でゆでる。ゆで終わったら葉や実を好みの大きさにカット。
③七草を入れて最後の仕上げ
ご飯が炊き終わったら準備した七草を加えます。
季節に合った食べ物を食べて、体を温め、ぐっすり眠りましょう♪(ぐっすりスタッフ)
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