みなさんの平熱は何℃ぐらいでしょうか?
人の生命活動が最も活発になる体温は、36.6~37.0℃だそうです。
内臓などの活動を支える酵素の働きが活性化し、細胞の新陳代謝が活発になるといわれます。
酵素の働きは、体温が1℃下がると50%低下するそうです。
36.6~37.0℃は、免疫力が高く、健康を保つのに理想的な体温のようです。
車や家電など、便利な機器の普及で昔ほど体を動かすことのなくなった現代人が抱える問題のひとつに、「低体温症」があります。
めやすは平熱が36.2℃以下の状態。
新陳代謝が不活発になり、排泄機能も低下して、むくみや便秘・肥満が起こりやすくなります。
自律神経失調症やホルモンバランスの乱れ、アレルギーなども誘発されます。
がん細胞は35.0℃を最も好むとされています。(オレンジページ『元気がでるからだの本』を参考に作成された資料より)
免疫力が低下することから、風邪やインフルエンザ・コロナなどのウイルスにも感染しやすくなると言えるでしょう。
体温を上げる有効な方法として、温かい料理やお風呂をご提案しましたが、今回は体温を上げる食材をご紹介します。
「根菜類の、タマネギ・大根・ニンジン・生姜・豆類を火を通して食べるようにします。
油で揚げず、煮て食べるほうが体は温まります。」(ねむり家店主の著書『100年続く老舗寝具店の店主が教える最高の眠り方』より)
根菜類は体を温めてくれる上、免疫力の向上に不可欠な「腸内環境」を整える善玉菌のえさとなる食物繊維が豊富に含まれています。
根菜類・温かい料理・お風呂で理想的な体温を保ち、ウイルスに立ち向かいましょう。
(ねむり家スタッフ一同)